最高人民法院（最高裁）の肖揚(yáng)院長は、第10期全國人民代表大會(huì)（全人代）の活動(dòng)報(bào)告で、2005年に結(jié)審した重大犯罪が前年比11.25％増の445件に達(dá)したことを明らかにした。重大犯罪の內(nèi)訳は、國家安全への脅威、密貿(mào)易、金融詐欺、増値稅（付加価値稅）還付の水増し請(qǐng)求、薬物犯罪、汚職、収賄など。
肖院長は06年の見通しを基に、06年活動(dòng)計(jì)畫の中で、刑事審判を強(qiáng)化し、犯罪を法により処罰することを強(qiáng)調(diào)。具體的な措置として、次の4點(diǎn)を挙げた。
（１）厳重な取り締まりの堅(jiān)持：政権転覆や國家分裂を図る犯罪、殺人?強(qiáng)盜?強(qiáng)姦?爆破?人身売買?薬物犯罪など生命?健康?財(cái)産の安全を脅かす犯罪、営利事業(yè)をめぐる贈(zèng)収賄など社會(huì)主義市場経済の秩序を破壊する犯罪、國家公務(wù)員による汚職犯罪――を法により厳しく罰する。
（２）厳罰と罰の減免の並行：罪狀が軽い場合、罰の軽減や免除が適用できる場合は、寛大に取り扱う。
（３）少年犯罪の審判を強(qiáng)化：教育、指導(dǎo)、救済などの方針を貫き、審判の過程で被告を諭すよう努め、未成年者の健全な成長を促す。
（４）刑事司法分野での人権保障を強(qiáng)化：刑事事件の証拠に関する規(guī)則を制定、改善し、不法に取得した証拠を厳しく排除し、冤罪や誤認(rèn)の発生を防ぐ。
「人民網(wǎng)日本語版」2006年3月11日
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