「北京市節(jié)水辦法」が５月１日に施行される。制定までに８カ月を要し、３度にわたり市民から意見や提言を求めた。
「辦法」は、これまで何度も繰り返されてきた公共給水施設(shè)や消防施設(shè)の水の私的な利用行為に対し、１萬元以上３萬元以下の罰金を科すと規(guī)定している。同時に、住宅団地や事業(yè)所內(nèi)部での景観?環(huán)境用水については雨水または再生水を使用し、水道水を使用してはならないとも規(guī)定。違反した場合は最高３萬元の罰金が科せられる。
用水量が比較的大きな事業(yè)所に対しは、100萬トンを超える場合は給水契約を結(jié)ばなければならないと規(guī)定。１回目の意見や提言をもとに策定した草案では82の條項あったが、市民から反対の比較的大きかった「一定量を超過した場合、料金を加算する制度を?qū)g施する」や「水道料金支払いを拒否した場合は給水を停止する」といった規(guī)定を削除して39條項まで減らし、その代替として人間的な管理措置を講ずるなど、「辦法」は「人を本とす」との考え方を十分具現(xiàn)したものとなった。
北京市水務(wù)局の統(tǒng)計によると、様々な節(jié)水技術(shù)や措置を講じたことで、北京市の昨年の節(jié)水量は1億2000萬立方メートルに達した。70％の事業(yè)所が節(jié)水管理要件を達成するとともに、１萬7690の事業(yè)所に対し用水定額管理を?qū)g施し、全市で頤和園の昆明湖に相當(dāng)する水量を節(jié)減することができたという。北京市の用水量は2001年の40億立方メートルから昨年までに34億6000萬立方―メートルに減少。節(jié)水量は懐柔ダム５個分の貯水量に相當(dāng)する。
「チャイナネット」2005年4月26日
